明けまして、おめでとうございます。
たいへん久しぶりのブログ更新です。今年もよろしくお願い致します。
昨年は、「びわ湖環境ビジネスメッセ2015」に出展したり、東京ビックサイトで開かれたINCHEM TOKYO2015の第5回水イノベーション(水処理技術・サービスの展示会)にブースを出したりして、弊社の酵素処理の広報を行ってきましたが、今年も酵素処理を皆さまに認知していただけるよう頑張っていきたいと思っています。
現在、ファミリーレストランのグリストラップに溜まっていた油脂の分解処理の実験を行っています。油脂の分解は難しいというのが定説なのですが、結果としては、酵素を使った処理で、きちんと分解処理できています。
そもそもグリストラップとは、何かというと、飲食店の厨房などに設置が義務付けられている油脂分離阻集器のことです。 調理等で出た生ごみ・油脂などを直接下水道に流さないよう、一時的にためておくもので、厨房等から出る排水の油脂分を分離、取り除くための装置です。そのため、定期的な清掃等を怠ると、流出した油脂等によって悪臭や害虫が発生し、また、深刻な場合には、油脂が排水管・下水管に付着して詰まらせたり、下水の処理に支障をきたしたり、河川の汚濁を引き起こしたりするようです。
酵素を使った分解処理では、ファミリーレストランから出たグリストラップの油脂を小型のデモ機に入れて、酵素活性化法有機物処分のデモを行っています。グリストラップ油のにおいは、想像以上に強烈でしたが、処理二日目には、ほとんどにおいがしなくなりました。分解も丸二日経つと、ほぼ分解できていました。
グリストラップ油脂自体が油の塊なので、酵素活性化法有機物処分にとっては得意分野です。ただ、処理規定容量よりも油脂が多い場合には、時間がかかるようです。
今年もいろいろなものの分解処理デモを行いつつ、展示会等に出展し、営業広報活動に励みたいと考えております。今年もよろしくお願いします。